2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「アピチャッポン・ウィーラセタクン:Replicas」SCAI THE BATHHOUSE」

へも行ってきた。銭湯を改装してギャラリーにした場所で、良い雰囲気だった。日常に潜むくだらないことを見いだしたり、見いださなかったりする、という点においては田中功起とか田中偉一郎(それにしても両方田中だ)とかと隣り合ったかんじなのかもしれな…

「ピピロティ・リスト:からから」原美術館

すごく楽しかった!メディアアートというのはこんなに自由でいいんだ、と目を開かされる思いだった。彼女はプロジェクタ―とか、自分の身体とかを、オモチャみたいに自由に扱って楽しんでいて、しかも人生にもセックスにもとてもポジティヴなんだろうなと思っ…

「地下展 UNDERGROUND-空想と科学がもたらす闇の冒険」日本科学未来館

あまりまとまった感想が言えそうにないからまとまらない感想をいうと、ピンク色のネズミとか、地下鉄工事、バシュラール、フランスの洞窟、万博のタイムカプセル、穀物、石油、携帯電話の原料、氷の音、ボストーク湖、いろんな生物、宇宙の歴史、とかが、ゆ…

「パーマネント・バケーション」ジム・ジャームッシュ監督、クリス・パーカー他出演、1980年

すばらしい構図で、なおかつ甘美な色彩を呈したフィックス・ショットばかり見せられていたら、なんだか映画を観ているというよりかは写真か、絵画を見せられている気分になった。語りのほうも、映画のナレーションというよりは詩を読んで聞かされているよう…

『モレルの発明』アドルフォ・ビオイ=カサーレス著、清水徹+牛島信明訳、水声社、1990年

空に太陽が二つかかっている、とかいう設定はドラえもんのアニメで一度みたことがある。気がする。太陽が二つあるからきっと、ここは地球じゃないどこか違う惑星に違いない、とドラえもんかのび太が言ったんだったと思う。 でもこの本によれば、モレルが発明…

『理科年表 平成20年版』国立天文台編、丸善株式会社発行

入試問題などに用いられるデータの引用元として馴染みのある『理科年表』だが、はじめて書店で実物を手に取り、あんまり面白いので買って帰った。「年表」という名称からは想像しにくかったのだが、電話帳よりすこし少ないくらいの厚みの中身は「科学知識の…

謹賀新年