2007-01-01から1年間の記事一覧

キノコ速報

新潟の松代へキノコ狩りへ行って帰ってきました。あまりブログには書いてなかったけれど、今年松代に行くのはじつは4回目で、そのたびに向こうのおばあちゃんたちに甘やかされて体重を増やして帰ってきます。どう甘やかされるかというと、こう、言葉ではど…

【業務連絡】冬の定番

風邪をひきました。熱がさがりません。 学校を休んでしまい、ほうぼうにご迷惑をおかけしていますが、しばらく勘弁してください。 メールの返信等も滞りがちになるかもしれませんが怒らないでください。 週末がキノコ狩りなので、それを励みに復帰したいと思…

「クマグスの森展ー南方熊楠の見た夢」(ワタリウム美術館、10月7日(日)-2008年2月3日(日))

いやぁ、素晴らしい!表参道で南方熊楠のキノコに出会えるなんて、なんて幸せ者なんだろう、と勇んでワタリウムへ行った。 南方熊楠といえばなんと言ってもキノコ!粘菌!で、タバコの箱とかいろんなものにも、手当たり次第という感じでキノコ標本が入れてあ…

【掲載されました】隔月刊「きのこ」第11号

日本きのこ協会、が出している隔月刊MOOK「きのこ」の最新号に、去年行なった舞台「キンシーズ」の紹介記事が掲載されました。「キンシーズ」というのは、越後妻有アートトリエンナーレ2006内のイベントで、新潟の集落のおじいちゃんおばあちゃんがキノコの…

『21世紀における芸術の役割』小林康夫編、未来社、2006年

若干照れるタイトルだが、読んでよかった。 一度は坊主にした髪も伸ばし、「品行方正」の人生を歩もうと、就活なるものまではじめようとしつつある私にとって、この本は刺激が強すぎたかもしれないくらいだ。 神奈川県立音楽堂で開かれたシンポジウムをまと…

worst taste presents「潜水フェティシズム vol.7」(下北沢シェルター、worst taste、Moools、GROUP_INOU)

一週間も経ってから、良かった!なんて言っても白けるから言わないけど、ほんとうは、良かった。更新するタイミングがなかっただけです。時間が経ってからコメントするのも気持ち悪いから、ケータイからも更新できるようにしようかな、なんて思ったけど、そ…

『第23回 新宿御苑・森の薪能』新宿御苑、観世清和ほか

薪能というのは、薪で観るから薪能というのだろうけど、投光器で上から照明を焚いているということは、あれか、形式というものか、と思いつつ観ていた。しかしまぁ、屋外の寒くて暗いところで新聞紙なんか敷いて、花見でもするようなだらっとした姿勢で能を…

『エヴァンゲリオン 新劇場板:序』庵野秀明監督、他

あまり面白くなかった。なんだかもっと感動したりする覚悟で行ったのにとても残念だった。 最もついていけないのは、話の次元がぴょんぴょん跳ぶことだった。つまり「父親に愛されたい」という欲求と、「人類を救う」という使命とがエヴァンゲリオンを操縦す…

『メルティング・ポイント』、エルネスト・ネト、ジム・ランビー、渋谷清道、オペラシティー・アートギャラリー

すばらしかった!このところ古いものばかり観ている気がするので、床がシマシマだったり、天井がスケスケだったりするのは分かりやすくて、とてもさわやかだった。 展示空間自体を作品にする、というのは言うほどに簡単ではないはずだけれど、それが軽々と達…

『澁澤龍彦ー幻想美術館』展(横須賀美術館)

澁澤龍彦の展覧会。しかし画家でもなく彫刻家でもない人の展覧会なんて何をみればいいんだろう。 結局のところ、作家の展覧会というのは、建築だとかファッションだとかの展覧会と一緒で、建築模型を見せられたり服のラフスケッチを見せられたりするのと同じ…

BABY-Q『 禁断セッション Vol.3』

(渋谷UPLINK FACTORY,music :灰野敬二,dance : 煙巻ヨーコ,visual : ROKAPENIS) うーむ、消化不良な舞台だった。松代へ稲刈りに行った帰りにお誘いを受けたので、朝採りのナスを手みやげにそのままお邪魔したのだけれど、農村帰りの時差ぼけの頭で観たこと…

『森村泰昌ー美の教室、清聴せよ』横浜美術館

に、三回行った。のみならず、小学校の時間割を模して構成された展覧会の「放課後」と称する「対談:森村泰昌×小林康夫」にも行ってきた。駒場の人々に白い目でみられそうだが、それでもいいか、と思えるのは、両氏のことがよほど好きなんだろう、私は。 対…

ノコギリでも買おうかしら

けっきょく引越しをしないことにしたので、いろんなものが買えそうなことになった。ベッドやら洗濯機やら冷蔵庫やらを買う代わりにPCを修理に出そうとすれば出せるし、カメラも買い替えようと思えば買い替えられるし、ノコギリも買おうと思ったら買えること…

引越しがふりだしに戻る

昨日契約予定だった物件に関して、けっきょく契約しなかった。バルコニー脇に電信柱が立っていて、侵入が容易なんじゃないかということになったからだった。なんだかふーっと気が抜けた。 その足で友人宅で「線香花火大会」をしたけれど、けっきょく花火など…

太ったままのほうが良かったと思う

コミケどうだった?とほうぼうにきかれるので、まとめてここに書いておくと、なんというか、行ったこと自体は間違いではなかったけれど、わたし自身は身の置き所がなくて場違いだった。身の置き所がない、というのはヒユではなくて、ボリューム感のあるAボー…

コミケに行くのだ

明日はコミケに行くので、予習をしようと思っていたが、どこの店へ行ってもカタログが既に完売していた。せっかく、しょこたんに会えるかもしれないと思ったけれど、どこへいけば良いのか全く分からないまま30万人が押し掛ける会場に紛れ込むことになる。30…

広義の引越し

内田樹氏の言うところの、広義の「引越し」がはじまる。 狭義の「引越し」はモノをA地点からB地点まで移動させることだが、広義の「引越し」はモノの移動に付随する諸々の雑事のことで、モノの購入から処分から後片付けから、といろいろたいへんなのだ。で、…

夏のためのリスト(優先順位つき)

ぼんやりお昼寝でもしているうちに夏が過ぎてしまいそうなので、予定を列挙してみる。 ・勉強 1:シュルレアリスムの勉強会(研究室) 2:ダイアグラムの作成(牛島氏) 3:テルミンの制作(個人制作) 4:渋谷川の撮影(個人制作) ・私事 1:引っ越す…

いわゆる進路相談

学部時に入っていたゼミの先生に進路相談へ行ってきた。 就活したいのですがどの企業が良いでしょうか、くらいのことを訊くつもりで研究室にお邪魔した。卒業後は奨学金を返還しなくてはいけないし、フリーターになってまでアートに執着することもないかな、…

『新編・新宗教と巨大建築』五十嵐太郎、ちくま学芸文庫、2007年

「新宗教」とあるのを、てっきり霊友会や幸福の科学等々の建築に関して分析があるのかと思って手にとったけれど違った。定義上、「新宗教」というのは江戸時代後期以降に成立したものを指すらしく、そのため主に天理教、金光教、大本教等の施設が分析の対象…

新興宗教建築ツアー

ツアー、と言っても手前勝手に巡っているだけで具体的には霊友会、幸福の科学、GLA、創価学会の各本部の外観を見学し、撮影してきただけ。学校の写真課題のためとはいえ、いささか冒険が過ぎたかもしれないけれど、東京でする冒険としては出来が良いほうだと…

『クイーン』S・フリアーズ監督、ヘレン・ミレン主演、2006年

ダイアナ妃急逝前後のエリザベス女王の静かな葛藤を描く、という映画作品。リーダーというのは力強い反面、繊細でなおかつ孤独だ、というのはある意味当たり前のことであるから、むしろ驚いたのは71歳の女王が頬かむりをしてランドローヴァーを軽々と乗りこ…

「ユビキタス・メディア アジアからのパラダイム創成」メディアアート展示,東京大学工学部2号館

東大では今U-MATという大規模な学会のようなものが開催されているらしく、その一環でなされているメディアアートの展示。池上高志+渋谷慶一郎「Taylor Couette Flow」を目指して行って来た。二重円筒の中の流体の運動を、立体音響によって知覚させる、とい…

『ル・コルビュジェ展』森美術館

建築の展覧会と言っても、建築そのものを持ってくるわけにはいかない(なんと言ったって、森美術館自体が建築なのだ)ので、どうしたって「模型」あるいは建設前の「設計図」などを展示をすることになる。ということは、平たく言ってしまえば実物が一つもな…

『アースダイバー』中沢新一、講談社、2005年

とてもヒマだ。こんな日は中沢新一ごっこでもしようか。 と言っても、とりあえずは近所にある成子天神社あたりを散歩しただけ。 西新宿高層ビル街の筋向かいのあたり。並びにあるジョナサンや松屋の煌々とした蛍光灯に気をとられてこれまで通りすぎてきたが…

Test Tone vol. 25、六本木SuperDeluxe

比較的たくさんの人がでてくる夜のようだったが、Dimitris Kariofilis氏 (aka Ilios)と渋谷慶一郎氏(ATAK)のセッションを目指して行ってきた。 Ilios氏はライヴ会場にキャンプ用テントを張ってその中で演奏していたので、セッションと言ってもどれが誰の音な…

マシュルミンイベント詳細

「Mushroooooming!!!」( 村上華子ダンスパフォーマンス) 6月22日(金) 20:30- NYK Hall 2(カンパ制) ダンサー:東野祥子(Baby-Q) キノコの形をしたテルミン、マシュルミンを用いて、ダンサー・東野祥子がエレクトリックなキノコ踊りを展開する。http://www…

BankART詳細

アーティスト・イン・スタジオ2007BankART Studio 『Explosion』 Artist in Studio 2007オープンプログラム会期:2007年6月22日(金)-28日(木) 11:30- 21:00 会場:BankART Studio NYK 入場料:無料 オープニングパーティ 2007年6月22日(金) 19:00- 20:30…

漱石

近頃はテルミンのために真面目ぶって、東横線の行き帰りに『図解・わかる電子回路』等の解説書をめくってさかんに電気の勉強をしていたが、もうほんとうについて行けなくなってきた。 抵抗器の値を求めるのに比例を使うところまでは良くわかったのだが、コン…

テルミン2号機完成

ようやくBankARTスタジオにこもることができて、結果、ようやくテルミンの二号機が動いてくれた。 BankARTで作業していると、電気に詳しい方が立ち話ついでにいろいろと教えてくれて、ほんとに勉強になる。 使った回路図は一号機同様以下のサイトhttp://www2…